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もくじ
MCU外?スパイダーマンのスピンオフ映画『Venom/ヴェノム』スパイダーマンは出て来るの?ネタバレ感想!
今作「Venom/ヴェノム」はMarvelスタジオが送るMarvel Cinematic Universe(MCU)ではなく、SONYから発信するSony’s Marvel Universeとしての最初の作品となります。
MCU内に位置するスパイダーマン・ホームカミングはかろうじてSONY作品なので、ここから更にMCU内に繋がることもあるのかも?…と言ってもスパイダーマンだけが出て来るだけだろうけども。
などなど、色んな憶測が飛び交う今作品「Venom/ヴェノム」の予告編動画や気になるあらすじ、敵の最強ヴィランであるライオットや日本公開日やキャスト、日本語吹き替え情報など詳しく紹介!…あー、紹介したいことがたくさん!
ネタバレ感想も含んでいるので注意です!
ちなみに、この上の日本版ポスターが海外では超絶賛されています。
個人的には日本人らしい、なんともグロテスク強調なデザインだと思うのですが、アメリカのポスターはかなり控えめなので更にその差が際立ちます。
こちらがアメリカ版のポスター
なんか、ハルクを思い出します。
そりゃ日本版絶賛されるわ!
ポスターはかなりグロテスクですが、今作はR指定ではございません。
ヴェノムなのに!人間の頭を喰らうモンスターなのに!
と言うのも、Marvel作品と言う部分と、いかんせんこのキャラクターがスパイダーマン関連なので、多分将来的なシリーズ化&客層を考えた上でR指定なしにしたみたいです。
ヴェノムの悲惨さ、気持ち悪さをR指定せずにどう表現しているのかも見ものですね!
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映画『Venom/ヴェノム』のあらすじ
今作品の舞台はサンフランシスコ。
サンフランシスコと言うとどうしてもアントマンが出てきてしまうのと、ニューヨークのクイーンズが舞台のスパイダーマンと今後どう言う風にクロスオーバーさせていくのか気になるところです。
あらすじ
サンフランシスコにある大企業、ライフ・ファンデーション。
地球外生命体を4体発見し捕獲に成功するも地球に持ち帰る際にトラブルが起こる。
1体を見失なうも残り3体は無事に本社に届けられる。
この企業の責任者であるドレイクはこの地球外生命体「シンビオート」が人間の体に寄生出来るかどうかの人体実験を非情なまでに繰り返しているのであった。
そんな中、ジャーナリストのエディ・ブロックは婚約者のアン・ウェイミングと平和な日々を送っていた。
が、ジャーナリスト魂からアンのメールを盗み見して、ライフ・ファンデーションの裏を暴こうとするが失敗。
結果、仕事もそして婚約者のアンも失ってしまう。
人生に投げやりな日々を過ごすエディに、ライフ・ファンデーションの裏情報の証拠を摑むチャンスが舞いこむ。
それに乗り、本社に忍びこむエディであったが、そこで何かに寄生されてしまう。
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映画『Venom/ヴェノム』の製作陣やキャスト!
今作はかなりの紆余曲折を経ている作品です。
まず、SONYはスパイダーマンになぜか強く思い入れがあるのか何なのか、絶対手放さないですよね。なんで何だろうか?
それはさて置き、この「Venom/ヴェノム」の映画の構想自体は1997年から始まります。
そして2007年のスパイダーマン3で少しだけVenomが登場して、同じ年の7月にスパイダーマンのスピンオフ作品としての構想が本格化しだします。
X-menのスピンオフであるウルヴァリンの3部作みたいな感じですね。
2012年にスパイダーマンがアメージング・スパイダーマンとしてリメイクされてからも常にVenomをスピンオフにすることが念頭にありました。
ここまで脚本家をコロコロと変えては書き直しを繰り返しています。
で、アメージング・スパイダーマン3の後にVenomの映画を制作予定だったのですが、なんだかんだありまして、アメージング・スパイダーマンは2でおしまいになってしまいます。
その後スパイダーマンはMCU内でまたまたリメイクされることになり、Venomの構想を再構築することとなります。
そしてようやく2016年の3月に、Venomの映画化が決定!
それでも制作を決定してからリリースまでに2年はかかってますけどね…
コロコロ変わった脚本家ですが、最終的にはアメージング・スパイダーマン2を手掛けたジェフ・ピンクナーと、第1作目のスパイダーマンを手掛けたスコット・ローゼンバーグに落ち着きました。
監督は「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー。
主役のエディ・ブロック役には「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ダンケルク」のトム・ハーディ。
彼はヴェノムの声も担当してます。
キャラクターの声を表現する際に、「エディの声はダメダメなアメリカ英語、ヴェノムの声はラウンジのジェームス・ブラウン」と言ってました。
どんなだ!?
英語を話したり聞いたりする人ならその感じは掴めますが、日本語オンリーの人からしたら全部英語だよ!ってなっちゃいますね。雰囲気を味わえってことですね。
日本語吹き替えはエディとヴェノムは別々です。
エディの日本語吹き替えにはテニスの王子様の跡部景吾役などで一躍有名になり現在も大活躍中の諏訪部 順一さん。
ヴェノムの日本語吹き替えには俳優で歌舞伎役者の中村獅童さん。
諏訪部さんと聞いた時に、やった!ちゃんと経験豊富な声優さんだー!と思っていたら結局俳優声優も含まれていることにガッカリ。
中村獅童さんはデスノートとかでも声優活動してますよね。
どうなんでしょうか?
お金を出して映画館で観るのにガッカリ俳優声優はマジでやめて欲しいです、個人的に。
全部しっかり経験豊富な声優さんで固めて欲しいです。
さて、そしてエディの元恋人のアン・ウェイング役には「マリリン 7日間の恋」や「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のミシェル・ウィリアムズ。
個人的にはこのキャラの髪型が不自然すぎてたまらないです。
何でこの髪型にしたのかな?
彼女の日本語吹き替えには中川翔子さん。
ほんと、俳優声優はやめてください!
ピッタリイメージに合う声の声優さんたくさんいるだろうにー!
そりゃ彼女は他にも吹き替え経験はあるんですけど…どうにもタレント声優は受け付けない筆者です。
中川翔子さんがビックリ素晴らしい声優ぶりを発揮してくれることを願います。
そして今作の敵キャラであるカールトン・ドレイク役には「ナイトクローラー」や「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のリズ・アーメッド。
彼のキャラもヴェノムみたいなシンビオートである最強ヴィランの「ライオット」に寄生されるんです。
この俳優リズ・アーメッド、ラッパーでもあるんですよね。
俳優業とミュージシャン業をしっかり両立してるのですごいです!
彼の詳しい情報をリズ・アーメッドのwiki風プロフィール紹介としてまとめていますので是非チェックしてみてください!
そのほかにもウディ・ハレルソンが最後のエンドクレジットでちょっとだけ出演しています。
彼のキャラは今後のヴェノム作品に大きく影響するキャラクターですね。
これについてはネタバレ感想の部分で書こうと思います。
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映画『Venom/ヴェノム』の予告編公開!
日本版予告編 その1
日本版の予告編でいつも気になってしまう翻訳ですが、この予告編は結構ちゃんとしてます。(偉そう)
このヴェノムのヴィジュアルがとっても原作に忠実な上に、このトランスフォームの仕方が気持ち悪い!いい意味で!ヴェノムだしね。
今作のヴィジュアルエフェクトにかなり期待できる予告編となってます。
日本版予告編 その2
1つ目の予告編の翻訳が良かったのに、その次の翻訳は…何でかな?という感じですね。
さてさて、一つ目よりも更に暗い雰囲気を増した作りの2つ目の予告編です。
内容的にはそんなに1つ目と変わらない感じですね。
でも映画の期待度は増しますね!
映画『Venom/ヴェノム』のネタバレ感想!
この作品の評価は結構賛否両論分かれるんですが、私はとても楽しめました!
と言うのも、Venomはこうあるべき!と言う先入観がゼロの状態で見たからだと思います。
ヴェノムファンからすると色々とモヤモヤする部分があるみたいですが、私はキャラクターと大まかなバックグラウンドを知っている程度での鑑賞なのでちょうど良かったみたいです。
トム・ハーディがとてもキュートなんですよ、これ。
ヴェノムに対して驚いてキャッ!とか悲鳴あげたりね(笑)
内容としてはヴェノムとエディが一緒になる最初の紹介用映画という感じですね。
でも、ちょっと細かいディテールが抜けてたりするので、ちょこちょこ「?」が点灯します。なんでそうなったのか?と言う過程がすっぱ抜けてたりするんですよね。
ヴェノムが人間を助けようと気持ちを切り換えた理由がエディだって言ってるんですけど、どんなことを経てそう言う気持ちに変わったのかとか全然わかんないんですよ。
あと、敵のライオットも、なんでわざわざマレーシアからサンフランシスコに来たのか意味が分からない。
宇宙に行って残りのシンビオートを連れて来るのが目的なら、サンフランシスコにわざわざ遠路はるばる来なくても、中国に行った方が遥かに近いし。
そう言う意味では結構ストーリーやキャラ描写にメリハリが無いのかもしれません。
全体を通して、ヒーロー映画じゃ無いはずなのにヒーロー映画っぽく見えてしまうのはヴェノムだからなのかもしれません。
とにかく、エディとヴェノムの会話が楽しい!なんか話せる犬とその飼主みたいな感じで微笑ましいんですよ。
だから全然ヴェノムを怖いとか思えない(笑)
そうそう、最後のエンドクレジットでウディ・ハレルソン演じるクレータス・キャサディー/カルナージが出てきました。
完全に次の作品に繋げようとしてるのが分かるんですが、まだ次回作があるのかどうかわかんないんですよね。
話によればトム・ハーディはこのヴェノムを含めてソニーと3作分の契約を結んだらしいので続編の構想はもちろんあるんでしょうけど、やっぱり興行成績の如何で次回作のGOサインが出るかどうか決まるのかな?
CGも素晴らしかったし、キャラクターの紹介映画としてはかなり楽しめる作品だと思います。
今MCUが結構出て来ていて、シリーズを最初から見るにはキツイなーと言うマーヴェルファンには、繋がりとか気にせずに単品で楽しめる作品なのでかなりオススメです!
ヴェノムなのにR指定されてないのでファミリーで楽しめると思います!
まぁヴェノム自体が気持ち悪いですけどね(笑)
ヴェノムの紹介作品ということと、MCUとは別次元の作品ということもあり、今作ではトム・ホランドのスパイダーマンは出て来ません。
が、エンドクレジットではアメリカで12月14日に公開予定の「Spider-Man: Into the Spider-Verse/スパイダーマン: スパイダーバース」の紹介がガッツリとされてます。
SONYですしね。
でも、MCUのように最後まで追加の映像を待っている観客にとって、この宣伝的な紹介ははっきり行って要らないです。
ちょっとガッカリに近い感覚でした。最後の最後にやられた!(悪い意味で)という感じですね。
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映画『Venom/ヴェノム』日本公開日は?
アメリカ公開日は2018年の10月5日。
日本公開日は約一ヶ月後の2018年11月2日予定です。
上記した通り、MCU内では無いので単品で充分楽しめますし、それじゃなくてもスパイダーマンファンとしてのヴェノムの楽しみ方も充分できる作りになっていると思います。
何よりヴェノム独特の気持ち悪さはあるけども、でも可愛らしくて面白いと言う不思議な作品なので、是非気持ち悪いと構えずに気軽に観てください!
日本公開が待ち遠しいですね!