アカデミー賞・脚色賞受賞!ネタバレ感想あり!映画『Get Out/ゲット・アウト』予告編動画公開!あらすじやキャスト情報!

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人種差別がテーマ?の新ジャンル、コメディホラー映画『Get Out/ゲット・アウト』

現在(2017年3月21日)アメリカで絶賛公開中なのですが、かなりの高評価の今作品。
ホラーなのに笑える要素のある、まさしくコメディホラー!

笑いと恐怖が同じ作品内にあるのは不思議な感覚ですね。でもこれもアリな事をこの映画は実証してくれました。

そんな映画『Get Out/ゲット・アウト』の予告編動画やあらすじ、キャスト情報やネタバレ感想など詳しく紹介します!

2018年3月7日追記:

今作品が第90回アカデミー賞の脚色賞を受賞しました!

ジョーダン・ピールにとっては初めてのアカデミー賞ノミネートにして初の受賞!

しかも黒人として初の脚色賞受賞となってます!

今、この時代だからこそ受賞できたような気がしてたまらない。

本当におめでとうございます!

映画『Get Out/ゲット・アウト』のあらすじ

クリスは彼女の実家に挨拶にいくことになったがあまり気乗りしない。

というの白人の彼女の彼氏が黒人であるということを受け入れてくれるかが心配だったからである。

が、そんな彼に「大丈夫よ!うちのお父さん、オバマ大統領に投票したんだし!」と答え安心させようとする彼女。

彼女の実家に行く途中、鹿を車で撥ねてしまい警察から簡単な事情聴取を受ける。

そこで小さな人種差別的なことが起こるが、彼女はそれに対して憤りを表した。

慣れているクリスは事なきを得ようと警官の指示に応じる。

そんなこんなで実家に到着し、彼女の両親と対面。

とても暖かい雰囲気のフレンドリーな両親である。

が、この家族、黒人の使用人を2人つかっている。

そんな家族に招かれた客人としての自分との違和感を感じつつも、和やかに夕食を終えるクリス。

その夜、なかなか眠れずに煙草を吸うために外に出る。

そこで使用人の不自然な行動を目撃して首をかしげるクリスであった。

次の朝、彼女の両親は彼らの友人を招いてパーティーを開いた。

もちろんクリスもそれに参加するのだが、参加客からはクリスに対して不思議な雰囲気で接する。まるで品定めされているかのように。

この家族は普通なんだろうか。

それとも何かを隠しているのだろうか…?

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映画『Get Out/ゲット・アウト』の製作陣やキャスト!

アメリカで大人気のコメディアン、キー&ピールの片方であるジョーダン・ピールが今作で監督&脚本デビュー!

日本未公開作品の映画『Keanu』で他の人と共同で脚本を手がけていましたが、今作ではフル脚本デビュー作でもあります。

そしてなんと、公開16日で100億ドルを稼いだ最初のアフリカン・アメリカン監督&脚本家となりました!

この作品の制作費が4億5千万ドルなので、かなりいい成績!そしてなぜこれが素晴らしい売り上げと言われているかと言うと、この映画の公開日には注目作である『LOGAN』なども対抗馬にあったからなのです。

どれだけこの作品が面白いかを物語ってますね。

そしてキャストも演技派!

というか監督自体が演技できるコメディアンなので、メインのブラックキャストにはコメディセンスのある俳優が選ばれています。

メインキャラクターのクリスには『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』や『ボーダーライン』のダニエル・カルーヤ

彼は後に映画『ブラックパンサー』でも素晴らしい演技を見せてくれています。

クリスの彼女のローズにはTVシリーズ「GIRLS/ガールズ」のアリソン・ウィリアムズ

今作、実は彼女の初長編映画出演作品でもあります。

そしてクリスのTSAで働く親友ロッドには、スタンドアップ・コメディアンのリル・レル・ハウリー

彼が本当にいい味出してます!

かなりの良いテンポを保ってくれるので見ていて軽快!

その他にもローズの両親役にTVシリーズ「ザ・ホワイトハウス」のブラッドリー・ウィットフォードと「マルコヴィッチの穴」や「カポーティ」のキャサリン・キーナー など、こちらももちろん演技派揃い!

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映画『Get Out/ゲット・アウト』の予告編公開!

日本版予告編

本来のコメディホラーという謳い文句ではなくスリラーとして宣伝されてますね。

でもまぁ今作、ホラーというよりもスリラー色の方が強いので正解ですね。

アメリカ版予告編

日本版とほとんど変わらないんですが、もう少しちゃんと会話が入っているので内容が推測しやすくなってます。

日本版のはただただ怖がらせてる感じかな。その分なにがなんだか分からない。

もう少しディテールも入れてくれてたらなぁ。。。

映画『Get Out/ゲット・アウト』のネタバレ感想!

元々キー&ピールが大好きな筆者なので、彼等の過去のコメディ作品みたいないわゆるアメリカにおける人種差別あるあるが満載でした。

それにプラスして、今だからこそ言うべき?な白人至上主義的なものも結構指摘してました。

主人公の黒人青年とその彼女である白人女性。

彼女の実家に行く道中、鹿をはねちゃうんですけど、その時に警察に事情聴取みたいな簡単なのを受けます。そして運転は彼女なのに、警察は助手席にいた黒人の彼の免許証の提示を求める。

まぁアメリカあるあるですよね。何にもしてなくても黒人に身分証提示を求めるの。これ、白人なら無いですから。

で、それに対して彼女が憤慨するわけですよ。『これって明らかな人種差別行為だよ!』と。

このシーン、もしも日本ならどうだろうか?観客は「黒人の彼の立場を守る彼女、理解あるなぁ」とか感じるんだろうなぁ。

でもね、ホントの意味で言うならこの大げさな「アンチ人種差別」すること自体が人種差別なんですよ。

人種差別という概念があるからこそこんな行為をしてしまう。

人種差別という概念がなければこの行為自体しないんですよね。いわゆる白人さんのあるあるです。人種差別してない偽アピール。

こういう逆の人種差別とか、今の世の中Facebookとかで色々とあるのでよくよく考えてみて下さい。

人種差別反対!って声を大にして言ってる人ほど自分の人種差別を隠してるんじゃないのか?
…と、まさしくこの映画自体そんな内容なんですけどね。

白人は黒人を妬ましく思うと同時に憧れている…という事実。

例えばJazzやHip-Hopなどの黒人が作り出した文化もいつの間にか白人に浸食されてたり…この「黒人になりたい」という欲望を脳移植というダイレクトな表現で表していて少しびっくりしたんですけど、でも、これも同じく逆を言うと、白人になりたい黒人にとっては願ったり叶ったりなシチュエーションなわけで。

…まぁこの映画の中の黒人さん達は白人になりたかったわけではないんですけどね。

そして、この映画の中でホームパーティー?が開かれた時に唯一1人だけ居たアジア人が日本人でした。

これもまたアメリカにおけるアジア人から黒人に対しての人種差別が含まれるんですが、基本黒人文化(上記のJazzやHipHopなどなど)もちろんアジアの人たちも真似をするのですが、じゃあ黒人になりたいのかとなると違う。でも日本人は黒人に憧れる人は多い。これは白人と似た憧れでは無く逆に尊敬?として。

もちろん逆もあり。

日本人ってアメリカ社会の中では結構ステータスでもあるんですよ。

「アジア人」と「日本人」みたいに別に扱われる。

だからこそ一部?の日本人は自分たちが世界の中の白人と同じ様な地位にいると勘違いしてる。結局はアジア人に変わりないのに。

だからこの映画内のいわゆる白人特権をあたかも当たり前のように使えると思っている。

こういう面での取り方もできるなぁと。

…結構何重にも意味が重なっているので、それを日本に住む日本人ばかりの場所に住む日本人がどれだけ汲み取れるのか…汲み取れれば汲み取れるだけ深い内容の作品なのですよ、この映画は。

コメディホラーというジャンルですが、アリでした。

と言うか、これホラーよりもスリラーですね。そしてクスッと笑える部分が要所要所あるのです。絶妙な笑いと緊張。これは面白い感覚でした。

このタイトルGet Outですが、これ、現代の白人至上主義社会に於ける人々への洗脳からの逃亡を意味するのかな?と推測します。

もちろん違う意味でも推測できますが。。。

他民族国家で生活してる人なら面白いかもしれないけど日本みたいな基本単独民族国家では少し理解し辛いかもしれないですね。

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映画『Get Out/ゲット・アウト』のもう一つのエンディング

この作品、映画公開された作品は、本来ジョーダン・ピールが撮影していたエンディングとは違うのです。

本来のエンディングは、彼女の両親宅から逃げるクリスは結果彼女の両親殺害容疑で逮捕されてしまうんです。

で、刑務所を訪ねた親友のロッドが、何とか真相を暴こうとクリスに詳しく聞こうとするんですが、クリスはロッドに「大丈夫。阻止したから」と詳しく伝えることなく、ただ刑務所にいることを受け入れる。

という終わり方だったのです。

更なる黒人への理不尽な人種差別という結果のエンディングだったんですね。

でもこの映画の撮影中に、警官による黒人への発砲事件が相次いだので、この映画はハッピーエンドで終わらせるべきだと変更したそうです。

その他にもいくつかエンディングは用意されていたようで、その内の一つは、ロッドが彼女の両親宅に侵入してクリスを助けようと呼んだが、クリスは「誰のことを話しているんですか?」と答えるというエンディング。

あー手遅れだったかー!というやつですね。

一応DVDにはこの他バージョンのエンディングは収録されているので見ることができるんですが、ジョーダン・ピールが全部のエンディングを映像化してるかどうかは分からないので、もしもそうなら全部見たい!

映画『Get Out/ゲット・アウト』日本公開日は?

アメリカ公開は2017年2月24日。

日本公開日は2017年10月27日!ようやく!公開日決定!

上記のとおり、日本では細かいニュアンスやシチュエーション、隠された内容など拾い上げるのが難しい作品だと思います。

でも分かると本当に奥深い作品です。そりゃ評価高いわ!

2018年3月7日追記:

DVDの発売日が2018年4月11日に発売決定!

上記したもう一つのエンディングや監督のコメンタリー、そして削除されたいくつかのシーンも収録しているので、もっともっと詳しく、深くこの作品を味わうことができます!

一度見た人は特に、そしてまだ見てない人は是非見てみてください!

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