ネタバレ感想あり!Fences『フェンス』

デンゼル・ワシントン主演&監督作!Fences『フェンス』

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デンゼル・ワシントン最新主演作品にして監督作!

原作は1987年に公演された同名ブロードウェイ・ミュージカル作品で、当時のピューリッツァー賞とトニー賞の演劇作品賞を獲得してます。ちなみに2010年に主演デンゼル・ワシントンで再演されて、こちらも同年のトニー賞を獲得!
そしてこの2010年の再演キャストがほぼ全員今作で出演!

予告編など気になる方は気になる映画予告:Fences『フェンス』 をチェック!

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演技派キャスト勢揃い!映画賞多数ノミネート!

デンゼル・ワシントンはもちろんのこと、共演はヴィオラ・デイヴィス、スティーヴン・ヘンダーソンにラッセル・ホーンスビー。

数々の映画賞にノミネートされてますが、その中でもゴールデングローブ賞ではヴィオラ・デイヴィスが助演女優賞を受賞しています。
オスカー賞にも複数の部門でノミネートされていますが…さて、どうなるか?

ネタバレ感想!

このタイトルであるフェンスですが、ローズが夫であるトロイに庭にフェンスを建ててと頼んで彼がせっせとフェンスを作るのがベースとなってます。
劇中にトロイの友人のジムが言うセリフの中で『柵(フェンス)は何かから守る為に建てる人もいれば人々を受け入れる為に建てる人もいる』とあるんですが、それがテーマなのかな?と。
トロイが守る(というか門を開けない)側でローズが受け入れる側。
というかこのトロイがとんでもない野郎でね。外に子供を作って来るやつでね。
でも、なんか、とても悲しい人でもあるんですよ。それがこの映画の全体的な色を出しているとも言える。

設定となる舞台は1950年代のアメリカ。
なので、黒人は人権はあるけどまだまだ限られた職にしか付けないし、それが徐々に変わってきてる時期でもある。
でもトロイの若いころはもちろんそうではなかったので、色々な夢破れながら人生過ごしてきた。そんな大人が自分の人生を否定的に生きていても無理は無いし、そうさせてしまっている社会が悪いとも言える。
でも彼の息子の年代ではもう少し可能性は開けて来てる。でもトロイ的には納得いかないのかな?そこらへんが葛藤でもあるんだろうけども、父親として、唯一自分がコントロールできるツール?としての息子に対してのそういう狂気性?みたいなのをデンゼル・ワシントンが素晴らしい演技で表現してます。こんな父親要らないもん(笑)
そしてローズね。こんなトロイの妻として一緒に居るんだけども、何で離婚しないのかが不思議な感じ。でもそれも彼女自身が『自分の選択として責任もって貫く』という姿勢でいるのが最後に分かる。

何より、元々が演劇作品なので要所要所の演出が舞台っぽくて、特に最後の終わり方とかすごく演劇っぽいです。
個人的にはスカッとする作品ではなくモヤモヤ終わってしまうので後味イマイチなんですが、結局はクレイジーな人間が起こすドタバタで、最後にそのクレイジーな人が居なくなって平和…っていう感じかな?
でもね、そのクレイジーなマインドを作ったのは人種差別な社会なんだよね…っていう根本は深い作品です。

日本公開はいつ?

アメリカ公開は2016年12月25日。2017年2月17日地点で公開は既に終了しています。
日本公開日は未定です。というか公開しないみたいです。
映画賞を獲得してる上に有名俳優主演作品なのに公開はされませんでした。内容的に集客が難しかったかな?
でも良い作品なので是非観てみてください!

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