ネタバレ感想あり!Moonlight『ムーンライト』

数々の映画賞受賞!『ムーンライト』!

2016年のアカデミー賞を始め、数々の映画賞にノミネート&受賞した注目作品。
制作費が低予算ながらも実力を兼ね備えた俳優やスタッフで、シネマトグラフィや音楽などなど、それはもうとても良い意味でTHEインディペンデント映画という仕上がりです。

予告編が気になる方はこちらをどうぞ

気になる映画予告:Moonlight『ムーンライト』

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全てのキャストが黒人で撮影された初の映画!

そしてそれだけじゃなく、数々の映画賞に『初』ノミネートを多数果たした映画でもあります。

マハーシャラ・アリがムスリムとして初のアカデミー助演男優賞を受賞。
また、同アカデミー賞の編集賞にノミネートされたジョイ・マクミロンは、同賞初の黒人女性ノミネート!
そしてLGBTを扱った映画として初の作品賞!
今作品に出演しているジャネール・モネイは、同時期に出演した映画『ヒデン・フィギュア』と『ムーンライト』が初の映画出演作であると同時に共にアカデミー賞にノミネート!

ネタバレ感想!

簡単に言ってしまえば、同性愛者のラブストーリー。そして初恋は実らない。
でも、その過程には数々の人々が関わり、そしてそれぞれの人にストーリーがある。

主人公のシャロンを幼少期から追うんだけども、その頃には自分が同性愛者とはもちろん気付いてないわけで。そんな微妙なフワつきを、いわゆる初恋相手?のケヴィンが確定させるんだけども、個人的にはケヴィンがいたから同性愛者になったのかな?と思わせてしまうような感覚。もちろんそれはシャロンにとってはきっかけにしか過ぎないんだけども。
個人的には、高校生の時のシャロンに対していじめてたいじめっ子は実はシャロンのことが好きだったんじゃないのかなーとか思いました。

もちろん同性愛だけがテーマではなくて、シングルマザー、幼児虐待、貧困、麻薬売買や中毒者、その末路、いじめや偏見、避けられない道…黒人がアメリカ社会で生きて行く上で直面する大きな問題も、上記に書いた各キャラクターのストーリーとしてすばらしく描かれています。
もちろんそれぞれの問題は色んな人種にあてはまるんだけど、黒人社会は特に多いので、そのリアル描写がハンパないです。
麻薬の売人に保護?された幼少期を経たシャロンは結局大人になったら麻薬の売人になってしまうんですよね。自分を虐待してた母親が薬物依存で薬物は嫌いなはずなのに。そこらへんは『チャッピー』を彷彿とさせられました。育った環境って本当に思考や未来の選択肢に影響するんだよね。

そしてなによりシネマトグラフィがものすごく美しい!色合いもショットも何もかも!
この美しさが、シャロン、そしてこの映画のもつ儚さと危うさを見事に表現しています。
見終わった後に残る余韻が何とも言えないですよ。かなりおすすめです。

日本公開日は?

アメリカ公開は2016年10月21日ともう終わっていますが、日本公開はもうすぐ!2017年3月31日です!

とても素晴らしい映画です。本当に。
期待値大で観ても文句ないでしょう!是非観て下さい!

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