ネタバレ感想あり!サッカーの王様ペレの伝記作品Pelé: Birth of a Legend『ペレ:伝説の誕生』

サッカーの王様ペレが産まれるまでを映画化!Pelé: Birth of a Legend『ペレ:伝説の誕生』

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サッカー好きでも、あんまり興味の無い人でも知らない人は居ないサッカーの王様ペレ。
彼の名前『ペレ』が産まれた経緯や彼の葛藤を描いた作品ができました!その名もPelé: Birth of a Legend『ペレ:伝説の誕生』!

今作では幼少の頃から1958年にブラジルがワールドカップで優勝するまでのペレの経歴とその中での葛藤を描いています。

監督や予告編など詳しく知りたい方はPelé: Birth of a Legend『ペレ:伝説の誕生』日本語映画予告Pelé: Birth of a Legend『ペレ:伝説の誕生』アメリカ版予告編をチェック!

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現在のブラジルサッカーのスタイルを決めたペレのジンガスタイル(あらすじ)

1950年、ブラジル。ワールドカップの決勝で敗退したブラジルに、元サッカー選手であったジーコ(ペレ)の父は大きくうなだれる。そんな父を見たジーコは『僕がブラジルを優勝させる!』と誓う。

ジーコ達が住む場所はブラジルの貧困層。
靴下を詰めて作ったボールで街中を走り回る子供達。そんな環境の中でサッカーの足さばきを身につけていった。

そんな中、母がメイドとして働く富裕層の家にて手伝いをする際、そこの息子からブラジルの有名チーム『サントス』がスカウトに来る!という情報を得る。ジーコとその友達でそのスカウトに参加するが、貧困層の為シューズなど無く裸足でプレー。が、そのまま決勝まで勝ち進む。
金持ち息子達も同じく決勝まで勝ち進み、いざ試合!という時に、彼等は自分たちの『裸足で貧乏』という状況に恥てしまいなかなか上手くプレイができなかったが、自分を信じプレイを取り戻したジーコ達が圧勝する。

そのプレイを見ていたサントスのスカウトはジーコの父に名刺を渡すが、ジーコがサッカーをする事に反対する母に隠されてしまう。が、陰で父にボールさばき等を教えてもらう様を見た母が、彼にチャンスを与えた。サントスのスカウトに連絡したのだ。
そしてジーコは晴れてサントス入り!ジュニアやユースで試合に出るが、コーチの指導はヨーロッパナイズされたプレイ。
ジーコの得意とするブラジル独自のボールさばきのあるジンガスタイルは禁止とされていた。

ジンガスタイルとは、ブラジルにアフリカから奴隷が連れてこられた際に、彼等が自由を手に入れる為に進化させた格闘技カポエラが元になるスタイル。
本来であればブラジル特有の技法として誇りに思わなければならないのだが、当時のサッカー社会、特にブラジルではヨーロッパ志向(いわゆる人種差別・白人至上主義)をメインにしていた為に禁止されていたのだ。

が、ジーコはあるときふと自分を貫く。禁止とされていたジンガスタイルで得点をあげる。
その直後、監督から怒られるかと思いきや「もう一度同じ事をしろ」と後押しされジーコのサントスでのジンガスタイルは確立する。
そしてワールドカップ代表の資格を得る。17歳の時であった。

ワールドカップの監督もサントスの監督と同じくヨーロッパ志向に感化された人物であった為、ジーコ特有のジンガスタイルはここでも封印されてしまう。
が、それでも自分を信じたジーコは、自分のスタイルを貫く。。。

ネタバレ感想!

これはもう、サッカーファンなら是非見て欲しい感動伝記だし、そうじゃなくてもスポーツ映画としてかなりいい出来だと思います。
『Rudy』的な感動を得られます!

ぶっちゃけ、ペレの美談作品として終わるかなーと思ったんですが、そうではなく、ブラジルサッカー自体の歴史と言っても過言ではないような内容になってます。
それをペレという人物を通して説明されてる感じ。

ブラジルの奴隷時代、そこからうまれたカポエラ。そしてそこからうまれた今のブラジルのサッカースタイル。
そんな背景も知る事が出来て、尚更ブラジルサッカーの歴史や選手に対しての育った環境から得られる才能など…色々とブラジルサッカーの素晴らしさを知る事のできる作品です。
ブラジルの子供達のサッカーに対する遊び方とかを見ると、そりゃーサッカー上手くなるわーって思ってしまいますね。

そして今作でペレの幼少期、そして青年期を演じたケビン・デ・パウラとレオナルド・リマ・カルバホ(?かな?)。彼等のスキルがものすごく高い!素晴らしい爽快感と興奮!
映画内の観客と同じ様に「おぉー!」って言ってしまうような臨場感で楽しめます!

幼少期に友人を亡くしてしまった過去を乗り越えてサッカー選手になったペレ。
ジンガスタイルの素晴らしさ。
そして最後にワールドカップの監督(ヴィンセント・ドノフリオ演じる役です。彼は本当に憎らしい役が多い!)が『勝てるかは分からない。でも、素晴らしい、美しい試合にしよう!』という言葉がブラジルサッカーの全てを物語ってるように思います。

そして、ヨーロッパナイズされたブラジル代表ですが、結局イタリア系だろうが白人だろうが、ブラジル生まれブラジル育ち=ブラジル人だってことですよ。
肌の色で自国で人種に格差を付けても、結局国外から見たらみんな同じ国の人。
そういう意味での国民としての誇りとかも考えさせられました。

あ!本編内でペレ本人出て来ますよ!
昔のNIKEのCMみたいな状況の時に!これ、めっちゃ見てて楽しかった!

日本公開日は?

アメリカの公開日は当初2016年5月6日とあったのですが結局5月13日となりました。
しかも劇場公開とオンデマンド公開が同時期。オンデマンド公開とは、iTunesやAmazonなどで購入して見る方法。
筆者の住むフィラデルフィアではどこの劇場でも公開されなかったのでAmazonで購入しましたよ。劇場公開と共にDVD買えるみたいな感じかしら。でも劇場で見たかった!!!

日本ではこのような形では公開されないと思います。劇場公開だけだろうなぁ。
上記の方法したら映画のチケット売れなそう…
さて、日本公開は2016年7月8日。日本での公開予定場所はこちら。全都市ってわけでは無さそう。是非お近くの”劇場”で楽しんで下さい!(筆者は劇場で楽しめなかったので…)

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